オレゴンサンストーン特集


アメリカ オレゴン州の鉱山でのみ産出される「オレゴンサンストーン(Oregon Sunstone)」
ピーチピンクの細かい内包物がキラキラと輝くこの石は、多くの人を魅了しています。
一般的なサンストーンは内包物の鉄分(レピドクロサイト)が発色するのに対して、オレゴンサンストーンは粒子のように細かい自然銅片の発色です。分類的にはラブラドライトの仲間なんですね。
当店でも、オレゴンサンストーンを使ったアクセサリーが、おかげさまで大人気を頂いております。本当に有り難うございます。店主である私もオレゴンサンストーンが好きで好きすぎて、もうメロメロです・・・。
そこで、愛するオレゴンサンストーンを特集することにいたしました!
 
<そもそもサンストーンとは?>
「サンストーン」という名前は通称名で、鉱物名ではありません。ラブラドライトやムーンストーンなどと同じ長石(Feldspar・フェルドスパー)です。内包物の影響でアベンチュレッセンス(キラキラと輝く光学効果のこと)が見られます。内包物によって黄色や紅色、赤色、褐色など様々な色が見られます。
 
<サンストーンの主な産地>
一般的なサンストーンの産出地は主に南インドです。他にロシア、ノルウェー、カナダなどからも産出されます。
  
インド産のサンストーン。左はMadras Indian鉱山のもの。

マイカサンストーンとオレゴンサンストーンの比較
画像左:タンザニア産のマイカサンストーン
画像右:オレゴンサンストーン
 
タンザニア産のマイカサンストーンはクリアベースにオレンジ色のラメがキラキラと光るのが特徴です。マイカサンストーンも産出量が少なく、大変希少です。余談ですが「マイカ」とは雲母のことです。しかしマイカサンストーンには雲母が含まれていないとされています。主にレピドクロサイトやヘマタイトが、紙をハサミで細かく切ったような状態で内包されています。
そして愛しのオレゴンサンストーン。その名の通り、アメリカ オレゴン州でのみ産出されます。
 
<サンストーンの言い伝え、物語>
古代ギリシャでは、この鉱物を太陽の神の象徴として崇めていました。また、古代のカナダやインドでもセレモニーの道具としてサンストーンを用いていたようです。
隠れた力を引き出し、心身に受けた傷を癒す効果があるとされ、豊かな想像力に恵まれ、あらゆる行動の勝利者となるよう導く力があると言われています。
オレゴンサンストーンはその中でも「最高のリーダーシップをもたらす」という側面があるとされています。
パワーストーンとしても魅力的な石なのですね。

<オレゴンサンストーンの歴史>
オレゴン州のサンストーンが世界の注目を浴びたのは1980年夏、オレゴン州中央部のポンデローサで国有林の伐採のための道路建設中に大規模な鉱床が発見されたのがきっかけでした。従来のサンストーンは灰曹長石に赤鉄鉱を含むものですが、新しいサンストーンは曹灰長石(ラブラドライト)に銅の結晶片を含み、真紅からピンク、グリーン、シャンパンのような色合いから透明なものまでカラーバリエーションが豊富なため、従来のサンストーンのイメージを覆しました。
原石の産出量が少なく高価な為、ジュエリー用ルース(裸石)に加工されることが多く、ビーズ加工されることが少ないのが現状です。
a-corinne(エー・コリーヌ)のアクセサリー・ジュエリーはワイヤーを通す穴が空いたビーズ状の天然石を仕立てるスタイルがメインなので、もっとオレゴンサンストーンの原石をビーズ加工の方に回してくれないかな・・・と願うばかりです。
  
オレゴンサンストーンの原石
 
<オレゴンサンストーンの鉱山>
オレゴンサンストーンの原石が産出するの鉱山は現在3カ所です。
  • ポンデローサ鉱山(Ponderosa Sunstones Mine)
  • スペクトラム鉱山(Spectrum Sunstone Mine)
  • ダストデビル鉱山(Dust Devil Mine)
いずれもオレゴン州中央部の砂漠地帯にあります。
一般開放しているところもあるようです。「家族で来てね!」みたいなサイトがありました。宿泊施設や食事ができるところ、ショップも完備されているとか。あぁ掘りに行きたい!!
鉱山の人はオレゴンサンストーンの希少価値の高さゆえに「オレゴン ダイヤモンド」と呼んでいるそうですよ。
 
<オレゴンサンストーンのカラーバリエーション>
下3つはルースとして一般的に出回っている物です。鮮やかな赤、グリーン、ピンクなど・・・。
  
左の画像のような赤いなルースはかなり高額な値が付きます。

  

当店の在庫にこのようなバイカラーのものもありました。こちらは穴の空いたビーズ状のものです。
ベージュピンクベースにグリーンの線が入った珍しい粒。さて何に仕立てましょうか・・・。ネックレスか、ブレスレットですかね。



これらは同じ連に入っていたものです。
左右の違いがおわかりいただけますか?
左の粒はピンクベースで、パウダーのような内包物が光っています。
右の粒は赤に近いピンクでルースに使われる物に近いクオリティのです。
好みが分かれますが、どちらも美しい粒です。


こちらも同じ連の石です。左→真ん中→右の順に色が薄くなっていますね。
一番右の粒は透明に近いシャンパンカラーをしています。これを見せられて「オレゴンサンストーンです」と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、カットが美しくとても魅力的な粒なんですよ。


こちらはラウンドカットの連をばらして撮った画像です。
やはり濃い色から透明な物まで、色にばらつきがあります。


こちらはオレゴンサンストーンの鉱山主さんから直接仕入れた粒たち。
百粒以上の中から選び抜きました。
ラメがぎっしりです♪
 
 
<ビーズ加工されたオレゴンサンストーンのカットバリエーション>
当店ではただ今6タイプの在庫を保有しております。
  • ティアドロップカット
  • ペアシェイプカット
  • 多面カットされたナゲット(タンブルカットとも呼ばれています)
  • スムースタイプのナゲット
  • ラウンドカット
  • オーバルカット

「オレゴンサンストーンを使ったこんなジュエリーを作ってほしい」というご要望がありましたら、お問い合わせページからご連絡ください。
<例>10金素材の一粒ネックレスに小粒パールを添えてほしい
   オレゴンサンストーンと他の石を組み合わせたブレスレットを作ってほしい   などなど♪